食品の商品開発コンサル会社おすすめ10選を元事業会社マーケターが解説!

著者:佐々木 理人
JT、株式会社I-neを経て、株式会社Venture Oceanを創業。
株式会社I-neで新規立ち上げした「YOLU」は1年で売上70億、ドラッグストアのシリーズ別シェアNo.1になる。
市場調査、コンセプト策定、新規事業立上げが得意。
「新しい食品を作りたいけれど、何から決めればいいのかわからない」
「味やレシピはある程度決まっているものの、量産できる工場が見つからない」
「せっかく商品化するなら、売れるコンセプトやパッケージまで一緒に考えてほしい」
食品の商品開発は、アイデアやレシピだけではなかなか前に進みません。
市場調査、コンセプト設計、試作、原価調整、OEM工場探し、食品表示、パッケージ、販路まで、商品化までには想像以上に多くの工程があります。
特に初めて食品を開発する場合は、「誰に売る商品なのか」と「実際に量産できる仕様なのか」を同時に考えることが大切です。
味だけを先に詰めても売り方が定まらず、逆にコンセプトだけを作っても製造条件が合わずに作れない、ということもあります。
そこで頼りになるのが、食品の商品開発を支援するコンサル会社です。
会社によって、市場調査が得意、レシピ・試作が得意、OEMや量産化に強い、販路まで支援できるなど得意分野はかなり違います。
本記事では、食品の商品開発コンサル会社の支援内容や選び方、費用相場、おすすめ10社を解説します。
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食品の商品開発コンサル会社の主な支援内容
食品の商品開発コンサル会社は、企画だけを行う会社から、試作・製造・販売まで一気通貫で支援する会社までさまざまです。依頼前に「どの工程から、どこまで任せたいのか」を整理しておくと会社を選びやすくなります。
① 市場調査・商品コンセプト設計
まず行うのが、市場規模や競合商品、消費者ニーズを調べて「どんな商品なら選ばれるか」を整理する工程です。
ターゲット、価格帯、商品の強み、販売チャネルまで決めておくことで、その後のレシピやパッケージにも一貫性が出ます。
既存商品との差別化が難しい場合は、コンセプトテストや消費者調査まで対応できる会社が向いています。
② レシピ開発・試作・量産化支援
コンセプトが決まったら、味・食感・原材料・保存方法などを具体的な商品仕様へ落とし込みます。
家庭や店舗で作れるレシピでも、工場で大量生産すると味や食感が変わることがあります。
試作だけでなく、量産設備や原価まで考えながらレシピを調整できる会社を選ぶと商品化まで進みやすくなります。
③ OEM工場選定・パッケージ・販路支援
自社工場を持っていない場合は、商品の仕様に合うOEM工場を探す必要があります。
工場選定、食品表示、パッケージ、物流、ECや小売への販路まで支援できる会社なら、商品完成後の「どう売るか」までつなげやすくなります。
食品開発を初めて行う企業ほど、商品化後まで見据えた支援範囲を確認しておきましょう。

食品の商品開発コンサル会社を選ぶ3つのポイント
食品の商品開発では、会社ごとに得意な工程と食品カテゴリがかなり異なります。「食品に強い」というだけで決めず、自社が作りたい商品の条件まで含めて比較しましょう。
① 作りたい食品カテゴリの開発経験があるか
冷凍食品、菓子、飲料、調味料、健康食品など、商品によって必要な設備や技術は異なります。
自社が作りたい食品と近いカテゴリで、試作や量産化まで行った経験があるかを確認しましょう。
特に温度帯や賞味期限、アレルゲンなど条件が複雑な商品では、専門性が重要です。
② 企画だけでなく商品化まで実行できるか
市場調査やコンセプトだけを得意とする会社もあれば、試作や工場選定まで行う会社もあります。
すでに自社に開発部門がある場合は上流支援だけでも十分ですが、初めての商品開発では実行支援まであると安心です。
「提案をもらって終わり」にならないよう、試作・工場・表示・パッケージまで誰が担当するのか確認しましょう。
③ 売り方まで逆算して商品を設計できるか
食品は、ECで売るのか、スーパーや専門店へ卸すのかによって、適した価格・容量・パッケージが変わります。
商品そのものだけではなく、販売チャネルや原価率、販促まで考えながら開発できる会社のほうが、発売後のズレを減らしやすくなります。
ブランド立ち上げや販路開拓も必要なら、マーケティング支援の実績も見ておきましょう。
食品の商品開発コンサルの費用相場

食品の商品開発コンサルの費用は、どの工程まで依頼するかによって大きく変わります。
企画だけを依頼するのか、試作やOEM工場選定、パッケージ、販路まで任せるのかで必要な予算はかなり変わります。
市場調査・コンセプト設計:10万円〜50万円程度
市場調査、競合分析、ターゲット設定、商品コンセプト設計など、商品開発の上流部分を依頼する場合の目安です。
「何を作るべきか」から相談したい場合は、この段階から依頼することで商品化後のズレを減らしやすくなります。
調査対象やインタビュー、アンケートの有無によって費用は変わります。
レシピ開発・試作:30万円〜100万円程度
味・食感・原材料・保存性などを調整しながら、実際の商品仕様へ落とし込む工程です。
試作回数や使用する原材料、検査の有無によって料金は変動します。
量産を前提にする場合は、試作だけでなく工場設備や原価まで考えて設計できる会社かを確認しましょう。
OEM選定・量産・ブランド立ち上げ:100万円〜
OEM工場選定、量産テスト、食品表示、パッケージ、販売設計まで含めて支援する場合の目安です。
新ブランドをゼロから立ち上げる場合は、商品そのものだけでなく、デザインや販路、マーケティング費用まで含めて予算を考える必要があります。
支援範囲が広いほど費用は大きくなるため、見積もり時にどこまで含まれるかを確認しましょう。
食品の商品開発コンサル会社おすすめ10選
ではここから、EC運用代行に強いおすすめ10社を、それぞれの特徴・実績・料金とあわせてご紹介します。
食品の商品開発コンサル会社おすすめ① 株式会社Venture Ocean

おすすめポイント
- 市場調査から売れる商品コンセプトを設計
- 食品・健康食品の商品開発支援実績
- パッケージ・販路・ECまで一気通貫
株式会社Venture Oceanの概要・実績・料金
| URL | https://venture-ocean.com/ |
| 所在地 | 大阪府堺市西区浜寺南町 |
| 設立年 | 2023年 |
| 実績詳細 | ・食品会社の新ブランド立ち上げでカテゴリ選定、コンセプト、デザインまで支援 ・健康食品の商品開発で競合比購入意向140%のコンセプトを作成 ・市場調査、試作ディレクション、想定PL、販路設計まで対応 |
| 料金 | 月額10万円〜 |
◎こんな方におすすめ
- 売れる根拠から商品を作りたい方
- 食品ブランドをゼロから立ち上げたい方
- 商品開発から販売までまとめて相談したい方
食品の商品開発コンサル会社おすすめ② 株式会社MYPLATE

おすすめポイント
- 食品開発に特化した専門チーム
- レシピ最適化・冷凍化・量産化に対応
- PB・オリジナル商品の伴走支援
株式会社MYPLATEの概要・実績・料金
| URL | https://myplate.co.jp/ |
| 所在地 | 東京都渋谷区桜丘町 |
| 設立年 | 2021年 |
| 実績詳細 | ・食品の企画・設計から製造・管理まで支援 ・人気メニューの冷凍商品化をサポート ・地域資源を活用した商品化やPB開発に対応 |
| 料金 | 要問い合わせ |
◎こんな方におすすめ
- 冷凍食品を開発したい方
- 店舗メニューを商品化したい方
- 開発から量産まで相談したい方
食品の商品開発コンサル会社おすすめ③ WannaEat株式会社(Food Next)

おすすめポイント
- 企画からOEM量産・販路まで一気通貫
- 全国の工場ネットワークから製造先を選定
- 品質管理・法規対応・物流も支援
WannaEat株式会社(Food Next)の概要・実績・料金
| URL | https://foodnext.jp/ |
| 所在地 | 東京都品川区上大崎 |
| 設立年 | 要問い合わせ |
| 実績詳細 | ・企画、試作、OEM量産、品質管理、物流、販路まで対応 ・200ブランド以上、累計販売20億円超の開発実績を公開 ・食品スーパー・メーカー・小売チェーンの商品開発を支援 |
| 料金 | 要問い合わせ |
◎こんな方におすすめ
- OEM工場探しから任せたい方
- 複数SKUを継続開発したい方
- 商品化後の販路まで相談したい方
食品の商品開発コンサル会社おすすめ④ ユニテックフーズ株式会社

おすすめポイント
- 食品の処方設計・物性コントロールに強み
- 試作から量産まで一貫支援
- ODM・食品素材の知見も豊富
ユニテックフーズ株式会社の概要・実績・料金
| URL | https://www.unitecfoods.co.jp/ |
| 所在地 | 東京都中央区日本橋小伝馬町 |
| 設立年 | 2002年 |
| 実績詳細 | ・食品素材とODMで蓄積した処方データを活用 ・試作品開発、官能評価、物性測定に対応 ・製造ラインを考慮した量産化支援を提供 |
| 料金 | 要問い合わせ |
◎こんな方におすすめ
- 味や食感の技術課題を解決したい方
- 量産化まで見据えて開発したい方
- 処方設計から相談したい食品メーカー
食品の商品開発コンサル会社おすすめ⑤ 株式会社KANSHOKU

おすすめポイント
- 食品研究・商品開発・OEMに対応
- 幅広い食品形態のレシピ開発が可能
- 企画から最終製品の納品まで支援
株式会社KANSHOKUの概要・実績・料金
| URL | https://www.kk-kanshoku.co.jp/ |
| 所在地 | 東京都江戸川区松江 |
| 設立年 | 2020年 |
| 実績詳細 | ・液体、固体、粉体、冷凍、冷蔵、常温など幅広い食品に対応 ・味、香り、色、食感を調整した商品開発 ・PB商品の企画・開発、ODM、OEMを提供 |
| 料金 | 要問い合わせ |
◎こんな方におすすめ
- 具体的な味を形にしたい方
- OEMまで一社で相談したい方
- 幅広い食品カテゴリを検討している方
食品の商品開発コンサル会社おすすめ⑥ 関東食研株式会社

おすすめポイント
- 食品研究・開発業務を専門に支援
- 試作・既存商品の改良・コストダウンに対応
- 工場選定や商品仕様設計も支援
関東食研株式会社の概要・実績・料金
| URL | https://kantoushokuken.co.jp/ |
| 所在地 | 東京都墨田区緑 |
| 設立年 | 1998年 |
| 実績詳細 | ・商品企画、ベンチマーク選定、製品化計画を支援 ・研究部門がない企業向けに試作開発を代行 ・加工技術の説明や製造工場選定もサポート |
| 料金 | 要問い合わせ |
◎こんな方におすすめ
- 社内に食品開発担当がいない方
- 既存商品の改良をしたい方
- 試作や技術支援を重視する方
食品の商品開発コンサル会社おすすめ⑦ 株式会社エス・エス・ビー

おすすめポイント
- 食品の商品企画・PB・OEMに対応
- 企画から製造まで一貫して支援
- 海外食品・韓国食品の知見が豊富
株式会社エス・エス・ビーの概要・実績・料金
| URL | https://ssbjapan.com/ |
| 所在地 | 東京都江戸川区船堀 |
| 設立年 | 2012年 |
| 実績詳細 | ・食品の商品企画、製造、PB商品開発、OEM制作を提供 ・菓子、調味料、飲料など幅広い食品を展開 ・工場や原材料の品質管理にも対応 |
| 料金 | 要問い合わせ |
◎こんな方におすすめ
- PB食品を開発したい方
- 韓国・海外系の食品を作りたい方
- 製造までまとめて任せたい方
食品の商品開発コンサル会社おすすめ⑧ 株式会社イートクリエーター

おすすめポイント
- 食のプロによる商品・メニュー開発
- シェフとの共同開発に強み
- 企業向け企画・コラボ商品にも対応
株式会社イートクリエーターの概要・実績・料金
| URL | https://www.ec-corp.jp/ |
| 所在地 | 東京都中央区日本橋兜町 |
| 設立年 | 2019年 |
| 実績詳細 | ・企業向けの商品開発や企画立案を提供 ・シェフを活用したメニュー・食品開発 ・サステナブルフードやコラボ企画の実績 |
| 料金 | 要問い合わせ |
◎こんな方におすすめ
- 味や料理の完成度を重視する方
- シェフと商品開発したい方
- コラボ商品を企画したい方
食品の商品開発コンサル会社おすすめ⑨ 株式会社日本能率協会総合研究所

おすすめポイント
- 生活者データを活用した食品開発
- コンセプト設計から試作まで支援
- 市場調査・商品評価に強み
株式会社日本能率協会総合研究所の概要・実績・料金
| URL | https://www.jmar.co.jp/ |
| 所在地 | 東京都港区芝公園 |
| 設立年 | 1984年 |
| 実績詳細 | ・食生活データからターゲットのニーズを分析 ・食の専門家による商品コンセプト設計 ・パートナー企業と連携した試作品作成、商品化調査に対応 |
| 料金 | 70万円〜 |
◎こんな方におすすめ
- データに基づいて商品を企画したい方
- 発売前に消費者ニーズを検証したい方
- コンセプトと試作をセットで進めたい方
食品の商品開発コンサル会社おすすめ⑩ 合同会社フードプラス

おすすめポイント
- 企画・レシピ・試作から販路まで一貫支援
- 食品表示や衛生・規格にも対応
- 地域特産品の商品化支援に強み
合同会社フードプラスの概要・実績・料金
| URL | https://food-plus.jp/ |
| 所在地 | 埼玉県狭山市 |
| 設立年 | 2015年 |
| 実績詳細 | ・新商品の企画、レシピ開発、試作、食品表示を支援 ・量産化、価格設定、プロモーション、販路開拓まで対応 ・地域農産品を活かした加工特産品開発を支援 |
| 料金 | 要問い合わせ |
◎こんな方におすすめ
- 地域素材を商品化したい方
- 食品表示や安全面も相談したい方
- 販路まで含めて伴走してほしい方

食品の商品開発コンサルに関するよくある質問
Q1. 食品の商品開発コンサルにはどこまで依頼できますか?
会社によって異なりますが、市場調査、コンセプト設計、レシピ開発、試作、OEM工場選定、食品表示、パッケージ、販路開拓まで依頼できる会社があります。
初めての商品開発なら、企画だけでなく量産化まで伴走できる会社を選ぶと進めやすくなります。
Q2. 食品の商品開発コンサルの費用はいくらですか?
市場調査・コンセプト設計は10万円〜50万円程度、レシピ開発・試作は30万円〜100万円程度、OEM選定や量産、ブランド立ち上げまで含む場合は100万円以上になることがあります。
支援範囲によって差が大きいため、見積もり時に成果物と対応工程を確認しましょう。
Q3. アイデアだけの段階でも相談できますか?
相談できます。むしろ市場調査や競合分析を行う前の段階から相談することで、作った後に「売りにくい」「量産できない」となるリスクを減らせます。
商品イメージが曖昧な場合は、コンセプト設計から対応できる会社がおすすめです。
食品の商品開発コンサル会社おすすめ10選のまとめ
食品の商品開発コンサル会社は、市場調査やコンセプト設計が得意な会社、レシピ・試作に強い会社、OEMや量産化まで対応できる会社など、それぞれ得意領域が異なります。
まずは、自社が「何を作るかを決めたい」のか、「味を形にしたい」のか、「工場を探して量産したい」のかを整理しましょう。
必要な支援工程が明確になると、依頼先をかなり絞りやすくなります。
また、食品は味だけでなく、原価、賞味期限、食品表示、物流、販売チャネルまで含めて設計する必要があります。
商品完成後の販売まで考えられる会社かどうかも重要です。
初めての商品開発では、企画だけで終わらず、試作・量産・販売までの流れを理解している会社を選ぶと失敗を減らしやすくなります。
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また、こちらのYouTubeでも商品開発について解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。
<この記事の編集・運営者>
株式会社 Venture Ocean