AIロボティクス(Yunth:ユンス)のマーケティング解説!

企業マーケティング考察

こんにちは、佐々木です。
今回は2024年9月上場のAIロボティクス(Yunth:ユンス)のマーケティングを解説したいと思います。
上場にはD2C界隈でかなり話題になったので、何が凄いのか、特にマーケティングにフォーカスして解説します。

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AIロボティクス(Yunth:ユンス)とは?

AIロボティクス(Yunth:ユンス)の会社概要

AIロボティクスという会社はYunthという美容液ブランドとBrighteという家電ブランドが事業の柱です。
AIという社名の由来はこのD2Cブランドの運営にAIが使われていることから来たそうです。
その使われているAIというのはAIシステムの「SELL」という名称らしく、自社開発のAIのようです。
どうやらそのシステムで広告の運用を自動化しているようです。
近年、本当に広告媒体が賢くなっていて、自動化が進んでいってますが、、AIロボティクスと言う会社はさらにその先を行ってるイメージですね。

AIロボティクス(Yunth:ユンス)の売上

https://pdf.irpocket.com/C247A/EAzE/tsHq/IycA.pdfより

各ブランドの売上は不明ですが、会社全体はIR資料から見るに、売上は凄いです。
去年が36億で、今年が70億超えの見通しのようです。
売上だけで近いところで言うとクックパッドが76億くらいみたいで近いです。※2024年10月時点
あと何より凄いのが今期の利益見通しが12億なので、利益率で言うと17%あります。
これは業界的には比較的高めです。
同じ美容業界だと@コスメの利益が約20億くらいみたいなので、そう考えると凄いです。
あとは社員数が23人です。
売上を一人頭で割ると3億近くになるので、これもまた凄いです。

AIロボティクス(Yunth:ユンス)のマーケティング好調要因

https://yunth.jp/より

AIロボティクス(Yunth:ユンス)がここまで好調なのは、Yunth:ユンスが成功しているのが大きいです。
もちろん、AIを活用した広告運用の効率良いからという理由もあるでしょうが、本質はプロダクトが良いからというのが要因だと推察しています。

AIロボティクス(Yunth:ユンス)のマーケティング好調要因①:パッケージ

プロダクトが成功した要因のひとつにピンクのパッケージがあります。
元来、美容液というのは高年齢層が使う者でした。しかしYunth:ユンスのパッケージはピンクで可愛く、若年も美容液使い始めるようになったというのは大きいです。

パッケージに関してはこちらで詳しく解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

パッケージマーケティングの重要性や成功のポイントを解説!

AIロボティクス(Yunth:ユンス)のマーケティング好調要因②:コンセプト

Yunth:ユンスが成功した要因の2つ目としては生ビタミンというコンセプトがあります。
元々ビタミンCの美容液といえばオバジやメラノCCがありましたが、そこに「生ビタミン」というコンセプトを持ちこんで、顧客のイメージ上、「ビタミンCの上位互換」というイメージを作れたのが大きいです。

AIロボティクス(Yunth:ユンス)のマーケティング好調要因③:包装形態

Yunth:ユンスが成功した要因の3つ目としては個包装というのがあります。
生ビタミンというコンセプトを補完する、個包装で新鮮さを維持している、というイメージが良い美容液のイメージをYunth:ユンスに与えているのです。

AIロボティクス(Yunth:ユンス)の伸びしろ

AIロボティクス(Yunth:ユンス)の伸びしろ①:卸の展開

https://pdf.irpocket.com/C247A/EAzE/tsHq/IycA.pdfより

現状卸は売上の10%ほどです。
一方で日本のEC化率は10%くらいあります。
だから卸はECの9倍の市場が有ります。
現在ECだけで60億くらいの売上なので単純計算だと540億のポテンシャルがあることになります。
ここを伸ばさない手はないです。

AIロボティクス(Yunth:ユンス)の伸びしろ②:他ブランドの成功

https://brighte.jp/より

現状はYunthの他にBrighteという家電ブランドを伸ばそうとしいて、その戦略はとてもは良いです。
ただYunthはリピートモデルなのに対して、Brighteは単品売り切りモデルのはずです。
なので、Yunthの成功をうまく活かすのであれば、 単品リピート通販で他ブランドで勝ち筋を見つけるのが大事かもしれません。
また、単品リピート通販はどんどん利益が積みあがっていき、利益率は良くなっていくモデルですが、単品通販は一発売り切りで利益率は低いので、会社全体の利益率が落ちてしまうリスクはあります。

AIロボティクス(Yunth:ユンス)の伸びしろ③:戦略の優先順位

https://pdf.irpocket.com/C247A/EAzE/tsHq/IycA.pdfより

AIロボティクス(Yunth:ユンス)は現状新ブランド、海外展開、AI事業の3つに取り組もうとしています。
AI事業は売上をかなり落としていて、どちらかと言うと撤退方向のようではありますが、とはいえ、20人弱の組織で、既存の大きな売上回しながらこの3つ全部伸ばすのはかなりキツイはずです。
どれを優先してやるかの戦略設計は非常に重要だと思います。

AIロボティクス(Yunth:ユンス)のマーケティングまとめ

今回はAIロボティクス(Yunth:ユンス)のマーケティングについて書きました。
まとめると、AIロボティクス(Yunth:ユンス)のマーケティングが好調な要因は下記です。
①ピンクのパッケージで若年層の美容液需要を獲得
②生ビタミンというコンセプト
③コンセプトを補完する個包装パッケージ

また、AIロボティクス(Yunth:ユンス)の伸びしろは下記です。
①卸の展開
②他ブランドの成功
③戦略の優先順位

このように、対外的に出ている情報だけでも、マーケティング戦略の優れている点や改善点を洗い出すのが弊社は得意ですので、
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著者情報

佐々木 理人

株式会社Venture Ocean CEO

JT⇒株式会社I-ne⇒株式会社Venture Oceanを創業。
株式会社I-neで新規立ち上げしたブランド「YOLU」は
1年で売上70億、ドラッグストアのシリーズ別シェアNo.1になる。
過去3桁の市場調査の実施や数多の新規事業立ち上げに従事。
市場調査、コンセプト策定、新規事業立ち上げ、広告戦略策定が得意。

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