Google、アサヒビールに学ぶマーケティング:はじめに

こんにちは、佐々木です。
今回はグーグル、アサヒビールに学ぶ、マーケティングというテーマでお話していきたいなと思います。

今回グーグルとアサヒビールの2社を選んだのは年末年始の彼らの広告が秀逸だったためです。
なので今回はこの2社の広告に特にフォーカスを当てて、お話していきたいと思います。

Googleの広告のマーケティングの良い点

私が年末年始、グーグルの広告で見たのは、下記のBardというAIのWEBCMです。

 

このCMの良い点を解説していきたいと思います。

Googleのマーケティングの良い点①:ネーミング

まずはこのBardという名前です。WEBで名前の由来を検索すると、こんな答えが返ってきました。

Bardの名前の由来ですが、これは「詩人」という意味を持つ言葉から来ています。詩人は、古代から人々の心をつかむ物語や詩を紡ぎ出す存在として、多くの文化で尊重されてきました。Google Bardも、ユーザーからの質問に対して自然言語で回答を返すという特性を持っており、まるで詩人のように情報や知識を魅力的に伝える役割を果たしています。

https://note.com/ai_frontline/n/n1207c4508993

このようにブランドが体現したい世界などをブランド名に込めるやり方は非常に良いネーミングと言えます。
よくあるのが、叶えて欲しい機能や世界などの頭文字を使った造語でブランド名を表すことがありますが、これはユーザーが他の人に説明する際に説明し辛いのであまりオススメではありません。

また、Bardと英語で表記しておきながら、カタカナでしっかり「バード」と記載しているのも良い点です。
英語のブランド名は読み方が分かりづらく、カタカナ検索の表記が割れてしまうことが良くあります。
なので、広告などでしっかりとカタカナ表記を入れているのは非常に良いです。

ちなみにネーミングのその他のコツに関しては下記の記事で解説していますので、こちらもご覧ください。

ブランド名の決め方を市場シェア1位達成マーケターが解説! ブランド名の成功事例も解説!

Googleのマーケティングの良い点②:構成

また、この広告は構成も秀逸です。
はじめに「GoogleのAI、Bard」というテロップと音声を入れています。
通常であれば、まだ認知がない新商品の名称は、製品やサービスの説明が終わった最後に入れるのがセオリーです。
しかし、グーグルもAIも認知が高いので、あえてプロダクトの説明の前に自社のプロダクト名を入れています。
そして最後にも(音声はないですが)、バードのロゴを入れて、視覚的に自社のプロダクトを覚えさせようとしています。
このように、それぞれの認知の高さをうまく使って、自社の無名のサービスを記憶に残すというのはかなり秀逸なやり方だなと感じました。

また、中のコンテンツではどの年代にもウケる、ワンピースを起用することで、1クリエイティブで色んな層に刺しに行きやすくしているのも秀逸です。

Googleのマーケティングの良い点③:配信媒体

また、配信媒体も秀逸です。
YouTube広告の他に、インスタや交通広告でも広告をしていました(私の記憶ベースなので間違っていたらすみません)
通常、広告をする際には媒体が偏ってしまうことが多いのですが、全媒体で広告することで、
「あっちの媒体でもBard、こっちの媒体でもBard」
の状況を作ることができます。
こうすることで、「流行っている」と消費者は錯覚しやすくなり、プロダクトの購入が進むというカラクリです。

Googleのマーケティングの良い点④:トーン

またこの広告はトーンも秀逸です。
この広告はかなりPOPなトーンで展開されていますが、これはあえてそうしているのではないかと私は考えています。
なぜならAIというと少し堅苦しい印象を与えてしまい、人々がとっつきにくくなってしまうからです。
GoogleはWEB検索しかり、YouTubeしかりですが、一部のマニアが使っているテクノロジーを民主化するのが非常に上手です。
今回のBardのロゴや広告のPOPなトーンから、その強みを垣間見ることができました。
chat-GPTから本気で生成AI市場を奪い取りに来ているんだろうなぁと感じましたね。

アサヒビールのマーケティングの良い点

次にアサヒビールの広告について解説していきます。
解説する広告はコチラです。

 

アサヒビールのマーケティングの良い点①:縦型動画の活用

これは「バヤシTV」という料理系のユーチューバーがショート動画で料理をして、最後にアサヒビールの生ジョッキ缶をおいしそうに飲むという動画です。
以前こちらの記事で解説したように、最近はグーグルが縦型動画の活用に力を入れ始めたので、男性や高年齢層にも縦型動画でリーチしやすくなりました。

【2024年最新】ベンチャー・中小企業が取り入れるべき、2024年最新のSNSマーケティングの手法

この市場感の変化をアサヒビールは見逃さずにインフルエンサーに投稿依頼&広告配信をしていました。

※ちなみに自分が個人的に好きな、漁師ユーチューバーの「はまゆうさん」の動画にも出てきてました 笑

 

アサヒビールのマーケティングの良い点②:季節指数の活用

また、アサヒビールのマーケティングは季節指数の活用も上手です。
以下はビールの月別購入数なのですが、ビールは12月が年間で最も季節指数が強いです。(黄色がビール)
前月の11月と比較すると1.7倍の購入数です。
つまり、12月にプロモーションを行うと、それだけで11月の1.7倍の効率になるということです。

 

https://www.stat.go.jp/data/kakei/tsushin/pdf/2020_08.pdf

さらに配信タイミングもちょうど年末年始にかけて配信しており、1年の中でも最大の山にこの広告をぶつけたのは、さすがアサヒビールさんといったところでしょうか。

一方で需要が多いということは、当然広告費も高騰します。
特にクリスマス~年末年始にかけては基本的に広告単価は高騰しがちです。
それを敢えてインフルエンサーの投稿にすることで、彼らは季節指数は関係ないので、競合との広告単価の戦いを避けているのも秀逸な点です。

アサヒビールのマーケティングの良い点③:過去上手くプロモーションできなかった商品の再プロモーション

またこの広告でプロモーションされている商品は、アサヒビールのジョッキ缶です。
この商品は発売時に売れすぎて、出荷停止になった商品です。

https://www.asahibeer.co.jp/info/20210408.html

商品は発売のタイミングが最大のプロモーションチャンスなのですが、このタイミングを逸すると中々プロモーションをうまくできません。
まして出荷停止となると、通常の需要を満たすのがしばらくは精一杯だったんだろうなと思います。
こういった商品をもう一度プロモーションするのはなかなかきっかけがないと難しいです。
なのでアサヒビールさんはそのきっかけとして年末年始の需要期を選び、縦型動画という新しい切り口を選んだのだろうと思います。
初回に売れすぎてしまった商品のプロモーション戦略の参考になるかもしれません。

Google、アサヒビールに学ぶマーケティング:まとめ

今回はグーグルとアサヒビールの年末年始の広告から2社のマーケティングについて考察してみました。
普段何気なく見ている広告でも、自分なりの考察をすると、非常に学びになるので、マーケターの皆さんもぜひ、各企業のマーケティングの考察をすることをオススメします。

また、グーグルやアサヒビールのようにマーケティングで成功させたい、という企業様は、マーケティングのご相談を初回無料で承っておりますので、ぜひご連絡ください。

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