D2Cブランドの成功事例20選をD2Cマーケターが解説


インターネット上で買い物をすることが増え、それに伴いD2C市場が拡大しています。
中間手数料を抑えて利益率が高くなりやすいD2Cビジネスですが、多くの企業が参入しているため、どのようにすれば同業他社よりも売れる商品やサービスを提供することができるのでしょうか。
そこで、この記事では分野ごとに成功しているD2Cブランドの例を紹介します。
それぞれのブランドが成功するためにどのような工夫をおこなっているのかを学び、D2Cビジネスを成功する秘訣を考えてみましょう。
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目次
D2Cブランド成功事例(ファッション編)
従来のアパレル業界は、商品のデザインや企画をおこなうブランド・製造する工場・仲介する卸売・販売する店舗という複数の企業が分業してきました。
その分、中間手数料がかさみ商品価格が上がったり利益が少なかったりすることが問題でした。
D2Cビジネスであれば、自社ECサイトから直接消費者に購入してもらえるので、経費を抑えることができます。
代表的なD2Cファッションブランドを5つ紹介します。
ちなみにD2Cを始めるのであれば、スタート時はD2Cに詳しいコンサル会社に支援をお願いするのも手です。
D2Cコンサルのおすすめ会社はこちらで紹介しています。
D2Cコンサルティング会社おすすめ8選を元事業会社マーケターが解説!
D2Cブランド成功事例①:kay me(ケイミー)

https://kayme.com/jp より
kay meは、働いていて忙しい女性に快適におしゃれな服を着てほしいという想いから作られたブランドです。
クリーニングを出す時間がない場合でも自宅で洗濯可能なスーツや、ジャージ素材でリラックスして着られるけれど華やかなワンピースなどの女性目線で作られた商品があります。
50万円分まで選べる試着便というサービスがあり、配送料や返送料が無料な点も人気の理由です。
D2Cブランド成功事例②:COHINA

https://cohina.net より
COHINAは、小柄女性の美しさを追求し日々を自分らしく過ごせる服を贈るブランドです。
身長150cm前後の女性向けのファッションを取り扱い、カジュアルからフェミニンまで幅広いラインナップを取り揃えています。
Instagramに力を入れていて、完成した商品をインスタライブで発表すると、広告宣伝をおこなわなくても商品が売れるほど成功しています。
D2Cブランド成功事例③: ALL YOURS(オールユアーズ)

https://allyours.jp より
ALL YOURSは、ファッションのトレンドに合わせて大量生産され廃棄されるというアパレル業界の常識にとらわれないブランドです。
流行にとらわれることなく、毎日着たいと思えるような商品を提供しています。
無駄な在庫を持たないためのクラウドファンディングなど、新しい試みにチャレンジし続けている姿勢が、多くのファンを獲得しています。
D2Cブランド成功事例④: Warby Parker(ワービー・パーカー)

https://www.warbyparker.com より
Warby Parkerは、アメリカ発のD2Cビジネスを初めておこなったとされている企業です。
創業者はペンシルベニア大学ウォートン校の学生4人で、旅行先でメガネをなくして新しく作ろうとした時に高すぎて購入できなかったことをきっかけに、ビジネスチャンスだと気づきました。
2010年の創業当時は珍しかった自宅でメガネを試着できる仕組みを整え、ユーザーファーストの精神で成功をおさめました。
D2Cブランド成功事例⑤:土屋鞄製造所

https://tsuchiya-kaban.jp より
土屋鞄製造所は、1965年に子供のランドセルを作るメーカーとして誕生した企業です。
シンプルながらに長く愛用できるカバンで人気が高いです。
実店舗でも販売していますが、社内で製造から販売までおこなっています。
SNSで工房での出来事や職人さんたちの仕事ぶりを発信し、ブランディングに成功しています。
D2Cブランド成功事例(化粧品・コスメ編)
化粧品やコスメはD2Cビジネスの中でも特に注目を集めています。
D2Cだと実際に試してから購入できないものの、消費者の細かいニーズに対応した商品を生み出せると爆発的な人気を期待することができます。
代表的なD2Cコスメブランドを5つ紹介します。
ちなみにコスメ領域はD2Cの中でも難易度が高いので、売上を伸ばすのであれば、専門のコンサルに支援を依頼するのも一手です。
大阪でおすすめのECコンサルについてはこちらで紹介していますので、大阪や関西でD2Cブランドを成長させたい方は、下記をご覧ください。
【2025年最新】大阪のECコンサルティング会社おすすめ厳選5選!依頼の流れや注意点を解説
D2Cブランド成功事例⑥:ドモホルンリンクル

https://www.saishunkan.co.jp/domo より
ドモホルンリンクルは、TVCMでよく見かけるD2Cブランドの先駆けとなった企業です。
「初めての方にはお売りしません」というキャッチコピーで話題となり、無料お試しサービスを一般的にしました。購入前に肌に合うのか無料でお試しできるので、安心できると評価されています。
D2Cブランド成功事例⑦:N organic(エヌオーガニック)

https://sirok.jp/norganic より
N organicは、オーガニックのスキンケアやヘアケア商品を発売する日本の企業です。
サイバーエージェントの新規事業として「30代以上の女性に通販で手にした時に高揚感を味わえる物」をコンセプトとして立ち上げられました。
実際にターゲットにヒアリングをし、潜在的なコスメへの要望に応えた商品で人気があります。
D2Cブランド成功事例⑧:FUJIMI(フジミ)

https://fujimi.me より
FUJIMIは、お客様一人一人に合わせてパーソナライズされたプロテインやサプリを販売している企業です。
無料でおこなう肌診断によって、現在の状態や必要な栄養素などを把握し、自分に合った商品を購入することができます。
どの商品を購入したらいいのか、このような症状が気になるなどの相談をLINEで手軽にできるサービスも、ファンを獲得した理由の1つといえるでしょう。
D2Cブランド成功事例⑨: meeth

https://www.meeth.jpより
meethは、2019年に美容家のソンミさんが立ち上げたブランドです。
広告宣伝費をなるべくかけずに、その分商品にお金をかけて本当に満足してもらえる商品を作ることにこだわっています。
できあがった商品を紹介するだけでなく、SNSで「こういう商品を開発しています」「○○というコンセプトの商品は欲しいですか」と発信することで、フォロワーから意見をもらい、より顧客目線の商品作りが進んでいることがこのブランの魅力です。
D2Cブランド成功事例⑩:BULK HOMME(バルクオム)

https://bulk.co.jp より
BULK HOMMEは、男性用スキンケアを中心に取り扱っている企業です。
主なターゲットは20~30代の若い男性で、SNSを積極的に活用する世代にInstagramを中心に広告を出しています。
店舗では買いづらいという男性心理をうまくとらえ、定期購入してもらい売り上げを伸ばしています。
D2Cブランド成功事例(食品編)
食品は配送する時の冷蔵・冷凍管理が大変であることや、賞味期限が短くて廃棄が増えてしまうことから、高い配送コストがかかるD2Cビジネスには不向きとされてきました。
しかし、コロナ禍を経て家でおいしいものを手軽に食べたいという消費者が増え、ECサイトでしか手に入らないという限定性にひかれて購入されることが多いため、食品のD2Cビジネスが注目されるようになっています。代表的なD2C食品ブランドを5つ紹介します。
ちなみに食品は原価が高く、廃棄も多いので、商品力が非常に重要です。
商品を開発する際は、商品開発が得意なコンサル会社に支援を依頼するのも一つの手です。
下記ではおすすめの商品開発コンサル会社を紹介していますので、ご興味ある方はご覧ください。
商品開発コンサルおすすめ10選!費用相場と各社の特徴を解説
D2Cブランド成功事例⑪:BASE FOOD(ベースフード)

https://basefood.co.jp より
BASE FOODは、「主食をイノベーションする」というコンセプトで作られたブランドです。
厚生労働省が定めている日本人の食事摂取基準をベースとして、主食一食分で1日に必要な栄養素の3分の1も摂取できる完全栄養食を提供しています。
パンやパスタなど日常的に食べる商品を取り扱うことで、サブスクリプションとして購入されやすく、ダイエットや健康目的の方に選ばれています。
D2Cブランド成功事例⑫:GREEN SPOON(グリーンスプーン)

https://green-spoon.jp より
GREEN SPOONは、スムージーやスープなどの野菜を多く摂取できる商品を提供している企業です。
野菜が不足しがちな生活を改善するために、なるべく手軽でコストをかけずに摂取できることがコンセプトとなっています。
食生活や体調に関する簡単な質問に回答するだけで、必要な栄養素が入っている商品をおすすめしてくれる機能があるので、初めての方でも購入しやすい仕組みがあります。
D2Cブランド成功事例⑬: snaq.me(スナックミー)

https://snaq.me より
snaq.meは、定期的におやつを届けてくれるサービスを提供している会社です。
どのようなおやつが届くのかがわからず、毎回わくわくできるような仕組みで人気になっています。
人工添加物を使わないおやつなので、子供と一緒に食べるのにも適しています。
届いたおやつを評価することで、次に届くおやつに自分の好みが反映されるので、長く続けていくとより自分の好きなおやつが届きやすくなる点も好評です。
D2Cブランド成功事例⑭: キリンホームタップ

https://hometap.kirin.co.jp より
キリンホームタップは、キリンが提供している生ビールのサブスクリプションサービスです。
ビールサーバーとボトルに入ったビールが提供され、気軽に家でおいしいビールを楽しむことができます。
ビールの種類が豊富で、ベーシックなものからクラフトビールや季節限定商品など、長く続けていても飽きないような工夫がされています。
D2Cブランド成功事例⑮:Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)

Mr. CHEESECAKEは、シンプルながらこだわりにあふれたチーズケーキを提供している企業です。
ミシュラン掲載店で働いていたシェフが最高級の材料を使って作ったチーズケーキは注目を集め、販売開始をしてすぐに売り切れてしまうほどです。
独自性や限定性を高めることで、大量生産をしなくてもいいD2Cビジネスモデルを確立しました。
D2Cブランド成功事例(インテリア雑貨編)
小さいインテリア雑貨は原価率が高く、店舗で販売しようとすると利益が低くなってしまうことから、D2Cビジネスに適した商材です。
一方、家具などの大きいインテリアは、商品によって大きさや重さが異なり送料がかかることや、大きな買い物なので実際に見て購入したいという層が多いことなどの課題も多いです。
このような課題を工夫して解決した、代表的なD2Cインテリア雑貨ブランドを5つ紹介します。
ちなみにインテリアの商品は原価がかなり高いため、商品開発には綿密な市場調査を行うことをオススメしたいです。
市場調査におすすめなコンサル会社は下記で紹介していますので、こちらも併せてご覧ください。
市場調査コンサル会社おすすめ10選を元事業会社マーケターが解説!
D2Cブランド成功事例⑯: LOWYA(ロウヤ)

https://www.low-ya.comより
LOWYAは、社内でデザイン・生産・保管・流通を一貫しておこなっているメーカーです。
元々はYahoo!や楽天市場で出品していましたが、2006年に自社ECサイトを作り、SNSなどを活用して現在では自社ECサイトでの売上がほとんどになっています。
AR(拡張現実)を活用し、スマートフォンを部屋にかざすと家具が置かれた状況が表示され、サイズや周りのインテリアと合うのかを確認できます。
また、最近では実店舗も増やしさらなる顧客獲得を目指しています。
D2Cブランド成功事例⑰: 北欧、暮らしの道具店

https://hokuohkurashi.com より
北欧、暮らしの道具店は、「フィットする暮らし、つくろう」というコンセプトを掲げ、主にインテリア雑貨やキッチン雑貨を取り扱っています。
自社のオリジナル商品が売り上げの50%を占めていて、公式アプリは400万ダウンロードを突破しています。
公式HPでは「バイヤーズ・ヴォイス」や「スタッフの愛用品」などのミニコラムなども多く配信され、ファンを多く獲得する仕組みづくりができています。
D2Cブランド成功事例⑱:PERSONALIZE PILLOW(パーソナライズピロー)

https://shop.pillow.co.jp より
PERSONALIZE PILLOWは、オンライン枕診断で70万通りの中から自分だけのオーダーメイド枕を作ることができるブランドです。
25問の質問に回答すると、自分に合った枕の仕様がAIによって作られ、国内の専用工場で製造された枕が自宅に届きます。
交換や返品の期限はなく、一度購入すれば何度もメンテナンスしてもらえるのが喜ばれています。
D2Cブランド成功事例⑲: LIFFT(リフト)

https://lifft.jp より
LIFFTは、「 Farm to Vase 」というコンセプトのもと、季節の植物を農園からお客様の元まで配送するサブスクリプションサービスを提供しています。
フラワー業界では廃棄率の高さや植物の鮮度が落ちてしまうことが大きな問題となっているため、それを解消するために流通過程で出るロスを減らす取り組みをしています。
花だけでなく、花瓶やコーヒーとセットになったプランもあり、ライフスタイルに合わせて選べることも人気の1つです。
D2Cブランド成功事例⑳: Casie(カシエ)

https://casie.jp より
Casieは、インテリア用の絵画をレンタル・販売するサービスです。
約13,000点の作品から好きな作品を選び、月額料金でレンタルすることができます。
毎月違う作品をレンタルしたり、レンタルしているうちに気に入ればそのまま購入したりと、アートを自由に楽しめます。
自分で作品を選ぶのに不安がある場合は、コンシェルジュに相談して気に入りそうな作品をおすすめしてもらうこともできるので、アートに興味がある方から選ばれています。
成功しているD2Cブランドの傾向や共通点
上記で紹介し成功しているD2Cブランドにある、傾向や共通点を3つ紹介します。
①ブランドの世界観が明確である
1つ目は、ブランドの世界観が明確であることです。D2Cブランドとして成功するためには、多数の同業他社との差別化が大切です。
「なぜこのサービスを始めたのか」「この商品によって○○という変化を起こしたい」などのブランドの世界観に共感してもらうことで、ファンを増やすことができます。
②ユーザーの声やトレンドを反映している
2つ目は、ユーザーの声やトレンドを反映していることです。
1つ目と相反しますが、ある程度のニーズがある商品やサービスでないと、なかなか利益を上げることができません。例えば、現在主流とされている商品に対して、○○という不満点を持っている消費者が多いので、その不満点を解決できるような商品を販売するなどのリサーチが必要です。
③SNSを活用している
3つ目は、SNSを活用していることです。
主にInstagramで情報を収集する消費者が増え、画像や動画で商品やサービスをPRすることで注目を集めることができます。
また、ライブ配信を活用することで、直接消費者の声を聞くことができ、よりファンを集めやすくなります。
成功しているD2Cブランドから秘訣を学ぼう
分野ごとに成功しているD2Cブランドを紹介しました。
D2Cビジネスは間に他の企業を通さずに直接消費者から購入してもらうことができるため、利益率が高くなるというメリットがありますが、その分競合他社も多くなりがちです。
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