インフルエンサーマーケティングの具体的な進め方や費用を解説!

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こんにちは、佐々木です。
今回はインフルエンサーマーケティングについて解説をしていきます。
インフルエンサーマーケティングは上手く使えば、通常の広告の何倍も成果を上げられます。
一方で失敗するといわゆる「無風状態」で何の成果も得られずに終わってしまうことが多いです。
なので今回はインフルエンサーマーケティングのメリットデメリットや進め方、費用や成功のためのポイントについて解説します。
私自身、累計100名以上のインフルエンサーを起用し、ブランドの売上の効果測定まで行ってきていますので、インフルエンサーマーケティングの経験はかなり豊富です。
そんな私なりの成功のポイントも最後に解説していますので、ぜひ最後まで見ていってください。

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インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティングとは、特定の分野で影響力を持つ人物(インフルエンサー)に、自社の商品やサービスを紹介してもらい、消費者に広めるマーケティング手法のことです。

インフルエンサーマーケティングが注目されている理由は下記の4つです。

①高い信頼性
インフルエンサーは、フォロワーから信頼されており、その発信する情報に対して高い信頼性があるため、消費者の購買行動に大きな影響を与えることができます。

②ターゲット層へのピンポイントなアプローチ
インフルエンサーは、特定の趣味や興味を持つ層に支持されていることが多いので、自社の商品やサービスに合うターゲット層へピンポイントでアプローチできます。

③口コミ効果の最大化
インフルエンサーの投稿を見たフォロワーが、その投稿をシェアしたり、コメントしたりすることで、口コミ効果が生まれ、広範囲にわたって商品やサービスを知ってもらうことができます。
これはSNSを使ったインフルエンサーマーケティングならではのメリットと言えるでしょう。

④従来の広告よりも親近感がある
インフルエンサーの個人的な意見や体験に基づいた発信は、従来の広告よりも親近感があり、消費者に受け入れられやすいです。
特にインフルエンサーマーケティングではSNSの個人アカウントを使って発信されることが多く、日常の中に商品が溶け込むことで、「広告っぽさ」がなくなります。

インフルエンサーマーケティングのメリット

広告感が圧倒的に少ない

インフルエンサーは、フォロワーが信者化することもあり、彼らの発信する情報は、一般的な広告よりも信頼性が高く、購買意欲に繋がりやすいです。
また、そのインフルエンサー独特の言い回しなどで商品が宣伝されることで、「広告感」なく、商品をプロモーションできます。
自分もさらば青春の光ファンなんですが、その中で森田さんがマウントレーニアを飲んでるのを見て、コンビニのカフェラテからマウントレーニアに変えました。

ターゲット層へのピンポイントなアプローチ

Googleの広告やMeta広告でも年齢・性別のターゲティングに加えて、興味関心のターゲティングはできます。
ただ、そのターゲティングは大きなくくりのものでしかありません。
例えば、釣りであれば、「釣り」くらいの粒度でしかターゲティングできず、「海釣り」「川釣り」の種別は難しいでしょうし、魚種のターゲティング(「チヌ釣り」など)は難しいです。
一方で、インフルエンサーであれば、「チヌ釣り」をしているインフルエンサーにプロモーションを依頼することができ、ターゲット層にピンポイントでアプローチできます。

口コミ効果で「バズる」ことがある

インフルエンサーの投稿は、フォロワーによってシェアされやすく、口コミ効果によって広範囲にわたって商品やサービスを知ってもらうことができます。特にインフルエンサーの熱量が高いものは、フォロワーにもその熱量が伝播し、爆発的に広がっていわゆる「バズる」こともあります。

リーチの属性が取れる

インフルエンサーマーケティングというと、再生数や閲覧数しか見れないと思いがちな方も多いですが、意外と視聴者属性も取れます。
インフルエンサーによっては、そもそものプロモーション依頼前に自分のアカウントの属性を開示してくれることも多いので、ここは意外なメリットです。

インフルエンサーマーケティングのデメリット

インフルエンサーの選定が難しい

インフルエンサーは多種多様であり、自社のブランドイメージやターゲット層に合うインフルエンサーを見つけることは容易ではありません。
特定のキーワードを入れては一つ一つアカウントを見て、トーンが合っているか、再生数はきちんと回っているかを確認する必要があります。

費用が高額になる場合がある

まずは相場を知らないとそもそも費用をぼったくられることもあります。
またインフルエンサーのキャスティング費用は各インフルエンサーで設定していることが多く、人によっては高すぎたり、逆にお得だったりと、ばらつきがあります。

複数のインフルエンサーへの依頼の管理が大変

広範囲に影響を与えたい場合、複数のインフルエンサーに依頼する必要があります。この場合、各インフルエンサーとの進捗を管理しなければならず、工数がかかります。

ステルスマーケティング/炎上のリスク

インフルエンサーによるステルスマーケティングは、消費者庁から規制されており、きちんとPR表記を付けないと法的な問題に発展する可能性があります。
また、インフルエンサーが商品のPRとは関係なく別のところで炎上してしまう可能性もあります。
この場合、ネガティブなイメージがPRを依頼した商品にもついてしまう可能性があるので、注意しましょう。

インフルエンサーマーケティングの進め方

①:予算を決める

まずはいくらをインフルエンサーマーケティングに使うのかを決めましょう。
広告費全部をインフルエンサーマーケティングに振るのは得策ではありません。
目的やブランドのフェーズに合った、適切な広告費配分があります。
ここは各ブランドごとに事情が違うと思うので、もしも広告予算の割り振りでお悩みの場合は、概要欄の弊社HPよりお問い合わせください。

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②:自社商品のアピールポイントをまとめた資料を作る

次に今回のプロモーションしてもらう商品のアピールポイントをまとめましょう。
ここでのポイントは同じ資料を使って各インフルエンサーに説明を行うことです。
違う資料を使ってしまうと、意味やニュアンス、使用して欲しい表現などがブレるので、ここは同じ資料を使って説明するのがオススメです。
ここは意外とインフルエンサーマーケティングで重要なポイントなので、ご注意下さい。

③:目的から逆算したSNS媒体の選定

次には具体のインフルエンサーを選びたくなりますが、その前に、目的から逆算して、今回の目的に最も合うSNS媒体を選びましょう。
目的によって使うべきSNSは変わるので、ここで選ぶSNSを間違えると、この後のインフルエンサーの選定をいくら頑張っても良い成果は得られません。
ちなみに各SNSの特徴についてはコチラで解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

https://venture-ocean.com/blog/sns-marketing

④:インフルエンサーの選定

次には具体のインフルエンサーを選びましょう。
インフルエンサーを選ぶ際のポイントはフォロワーやチャンネル登録者だけで判断しないことです。
各媒体によって、見るべき他の指標がありますので、そこを注意してみて、どのインフルエンサーを選ぶかを決めます。

⑤:インフルエンサーの可否確認・交渉

最後に選定したインフルエンサーにプロモーションの依頼をします。
ただ通常の広告と違い、インフルエンサーは自分が気に入らない商品であれば断ることもあるので注意です。
また競合との被りでNGなどもあります。
なので、リスト化した全員が100%受けてくれることはまずない、と思ってインフルエンサーへの依頼はする方が良いです。
また、単価もここで交渉できるので、交渉してみるのもアリです。

インフルエンサーマーケティングの費用

インフルエンサーマーケティングの費用は、
概算ですが、媒体毎の標準単価×フォロワー数が相場の事が多いです。
1フォロワー単価が1円で、フォロワー1万人の人なら1万円でプロモーションできます。
ここの単価は日々変化するので、最新の情報を代理店に聞きましょう。
イメージですが、効果を出すインフルエンサーマーケティングをするのであれば、50万円~くらいのご予算があった方が良いです。
弊社でも50万~(場合によっては30万円~)程度でインフルエンサーマーケティングを実施できるので、ご興味ある方はぜひ概要欄の弊社HPよりご相談ください。

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インフルエンサーマーケティングの成功のためのポイント

①:商品PR依頼書を作りこむこと

インフルエンサーマーケティングの一番のポイントはここです、
商品のPR依頼書をしっかり作りこんで、PR依頼できるかどうかが一番大事です。
また、可能であれば、インフルエンサーが訴求しやすいように見せ方を変える工夫も必要です。

②適正な単価でインフルエンサーをアサインすること

インフルエンサーマーケティングをしていると、いわゆる「ビックネーム」をどうしても起用したくなります。
その方がマーケティングをやっている感が出るので。
ただ間違いなくいえるのは、いわゆる「ビックネーム」のインフルエンサーは単価が高いことも多く、あまり成功し辛い節があります。
ですので、ビックネームではなくとも、適正な単価でインフルエンサーをアサインするのが最も大切です。

③ある程度の人数をアサインしてリスクヘッジをすること

インフルエンサーマーケティングはどうしても人の当たり外れがあります。
ある人は想定を大きく超えた成果を出す一方で、ある人は想定を大幅に下回ることもあります。
なので、ある程度の人数をアサインして、そのあたり外れに耐えうるリスクヘッジをしておくのがお勧めです。

ちなみに中小・ベンチャー企業のSNS運用に関してはこちらで解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

https://venture-ocean.com/blog/sns-stop

まとめ

今回は初めてのインフルエンサーマーケティング完全版と言うテーマでお話しました。
まとめです。
まず、インフルエンサーマーケティングのメリットは、

①広告感が圧倒的に少ない
②ターゲット層へのピンポイントなアプローチ
③口コミ効果で「バズる」ことがある
④リーチの属性が取れる

でした。

インフルエンサーマーケティングのデメリットは
①インフルエンサーの選定が難しい
②費用が高額になる場合がある
③複数のインフルエンサーへの依頼の管理が大変
④ステルスマーケティング/炎上のリスク

インフルエンサーマーケティングの進め方は

①:予算を決める
②:自社商品のアピールポイントをまとめた資料を作る
③:目的から逆算したSNS媒体の選定
④:インフルエンサーの選定
⑤:インフルエンサーの可否確認・交渉

で、

インフルエンサーマーケティングの費用は50万~あれば可能です。

最後にインフルエンサーマーケティングの成功のためのポイントは

①:商品PR依頼書を作りこむこと
②適正な単価でインフルエンサーをアサインすること
③ある程度の人数をアサインしてリスクヘッジをすること

でした。

そして今回一番大事だとお話した、インフルエンサーの勝因PR依頼書に必要なチェックリストを弊社のラインにご登録いただいた方にプレゼントしたいと思います。
ぜひ、概要欄より弊社のラインにご登録下さい。

また、今回は初級者向けでしたが、上級者向けのインフルエンサーマーケティングはこちらで解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

また弊社ではインフルエンサーマーケティングの予算戦略からアサインまで一気通貫してご支援することができます。
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D2CブランドがSNS運用すべき理由はこちらで解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

https://venture-ocean.com/blog/d2c-sns

           
著者情報

佐々木 理人

株式会社Venture Ocean CEO

新卒で大手食品系メーカーで法人営業を2年半経験後、消費財美容ベンチャー企業に転職。マーケティングや営業企画業務に従事。新規立ち上げしたブランドは1年で売上70億、ドラッグストアのシリーズ別シェアNo.1になる。2023年より株式会社Venture Oceanを創業。

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