はじめに

こんにちは、佐々木です。
今回はマーケティングでも重要な「広告」についてお話したいと思います。
マーケティングをしていると広告をかける局面は出てくると思いますが、
かけ方を間違えると、広告費はすぐに溶けてしまいます。
広告費を無駄使いしないためにも、広告をかける前にチェックするべきポイントについて今回はお話していきたいと思います。

広告をかける前にすべきこと

①LPなどの着地ページのクオリティを高める

広告をかける前に第一に確認するべきことはこれです。
いくら広告をうまく配信できても、その先の着地ページがイマイチだと、まったくコンバージョンしません。
また、ページだけではなく、プロダクト本体のクオリティも低いと、結局のLTVが悪くなってしまいます。

なので、当然なのですが、
広告をかける前に、LPがクオリティ高く仕上がっているか、プロダクトのLTVは十分か
をしっかりと確認しましょう。

私自身も広告のご相談を受けること多々もありますが、
広告のかけ方よりもLPやプロダクトの面が実は課題という会社さんは意外と多いです。

LPやプロダクトが悪いのは今回紹介するパターンの中でも最悪で、
どれだけ広告戦略が上手くハマっても、穴の開いたバケツのように、
どんどん顧客流出が起こります。

②ターゲットデモグラを定量根拠から設定する

次にターゲットのデモグラフィックを設定しましょう。
広告は全年代に配信すると莫大な広告費が掛かります。
なので、自分たちのターゲット顧客だけに絞って広告を打つべきです。
ここは結構皆さん意識があり、広告のターゲティングはできている企業さんが多いです。

ただ一方で、その広告のデモグラの設定の仕方が、「根拠がない肌感」の場合が多いです。
もちろん何も分からない場合は肌感で設定するしかないのですが、
すでに販売実績があったり、過去に広告をかけていれば、
どの層が反応良くて、どの層が反応が悪いかは、定量データで分析できるはずです。

ここが抜けている企業さんは非常に多いです。
定量分析できる素地はあるのに、肌感で決めてしまっていることは往々にしてあります。
なので、必ず何かデータがある場合は定量分析でターゲットデモグラを決めましょう。

あとは、ターゲットデモグラを決める際は○○代という決め方ではなく、○歳まで決めてしまった方がいいです。
広告媒体によって、○代で区切られたり、○5歳~○4歳と区切りがではなかったりするからです。

③媒体が合っているかを検討する

ターゲットデモグラが決まれば、そのターゲットに適した媒体を選択しましょう。
各媒体には得意な年代があります。
ここをきっちり見定めて投資をしていきましょう。
ここも先ほどと同じで、定性ではなく、定量での判断が重要です。
各媒体の性年代別の使用率などを調べて、きっちり定量判断をしましょう。

各媒体の使用率は
一番簡単なのは、SNSコンサルの会社さんの資料で見れますし、
もう少し丁寧に見るのであれば、総務省のデータで見れます。
また弊社では、その総務省のデータを元に使用率と使用時間を計算して、
独自にSNSの使用濃度を定量的に年代別に出していますので、
ご興味ある方は弊社にお問い合わせください。

 

ベンチャー・中小企業のためのSNSマーケティング徹底攻略

後は広告費に余裕があるのであれば、できるだけ複数媒体に出稿することをオススメします。
やはり1媒体だと、どうしてもリーチし切れない層が出てきてしまうと思うので。

④広告クリエイティブとLPの訴求が一貫しているか確認する

ここはかなり重要です。
広告クリエイティブの訴求が単体でいくら評価が高くても、
その先のコンバージョン側との訴求の相性が悪いと、コンバージョンしません。

例えば、自分たちがプロテインを売るとした時の広告クリエイティブで、「ダイエットできます!」と訴求したとします。
ただ、LPの方ではいわゆるマッチョのモデルばかりを起用していたらどうでしょうか?
こうなると中々コンバージョンには結びつき辛いと思います。
ダイエットの広告で流入してきた人は、マッチョになりたいわけではなく、痩せたいだけなので、マッチョ程に意識高いと、購買をためらってしまいます。

なので、広告を回す際にはクリエイティブを多数準備するのは基本ですが、
自分たちのLPの訴求とかけ離れていないかはチェックが必要です。

あとはLPのファーストビューも要確認です。
LPを最後まで見れば、広告クリエイティブと訴求が一致しているとしても、
LPの最初のファーストビューにズレがあると、顧客は離脱します。
なので、この点も注意深く確認する必要があります。

⑤競合調査をする

そして最後に競合の調査をしましょう。
競合の訴求と似すぎてしまっていないか、ビジュアルが付く広告なら、ビジュアルも似すぎていないかなどを確認します。
この時に重要なのは、競合の広告の中でも伸びてるものを確認するのが大事です。
では「どうやって伸びてる広告を調べるのか」ですが、
一番簡単なのはターゲットになり切って、その競合の広告に当たりに行き、
表示回数が最も多いものが基本的には一番伸びているクリエイティブです。
(調べ方は他にもあったり、インプレッションが多い広告が必ずしも良いとは限りませんが最も簡単な見分け方としてご紹介しています)

まとめ

今回は広告をかける前にチェックするべきポイントというテーマでお話をしました。
まとめると、チェックするべきポイントは下記の5点です。

①LPなどの着地ページのクオリティを高める
②ターゲットデモグラを定量根拠から設定する
③媒体が合っているかを検討する
④広告クリエイティブとLPの訴求が一貫しているか確認する
⑤競合調査をする

言われてみれば当たり前なのですが、
自分たちが主で事業をしていると意外と見逃しがちな内容なので、
ぜひこの内容は改めてチェック頂くのをオススメします。

またやはり自分たちで事業をしていると、どうしても客観的には見れなかったりもするので、
そういった場合にはぜひ弊社のようなコンサルを使ってください。毎月5社限定の無料商談を行っています。

 

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特に大規模なプロモーション施策を実施する際には、大きな広告費を投下すると思いますので、事前にチェックをして、効率を良くしておくことはかなり大切です。

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では本日は以上です。