D2Cブランドの集客方法5選と成功させるポイントを完全解説!

D2C集客

近年、D2Cブランドの注目度は高まっていますが、D2Cブランドを成功させるためには、集客方法をしっかりと理解して、うまく使い分ける必要性があります。
そこで今回は1年で70億のD2Cブランドを立ち上げたり、D2Cの企業様を数多くご支援した経験から、D2Cブランドの集客方法5選と成功させるポイントについて詳しくご説明したいと思います。

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D2Cブランドの集客方法5選

D2Cブランドの集客では、主に5つの集客方法が活用されています。
これもプロダクトに合った広告手法を選ばないと広告効率が悪くなってしまうので、しっかりと戦略立てて集客することがD2Cブランドの集客では大事です。

D2Cの広告の基礎についてはこちらで解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

D2Cで勝つための広告戦略とは?具体的な施策や種類を解説!

D2Cブランドの集客方法①:モール内広告

D2Cブランドにおける集客方法の1つ目として、モール広告が上げられます。
これはアマゾンや楽天などのモール内での広告です。
特定のワードを検索した人や、モールに来た広いターゲットに当てるなど、広告のかけ方も様々です。
購買意欲の高いユーザーが多いので、比較的売上は付きやすいですが、広告をかけ続けてもあまり広告効率が良くならないのはデメリットです。

ちなみにECモールに関してはこちらで解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

ECモールの集客の伸ばし方6選を解説!

D2Cブランドの集客方法②:リスティング広告

D2Cブランドにおける集客方法の2つ目は、リスティング広告です。
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!の検索結果上部に表示される広告であり、特定の検索語句を検索した人に対して広告を表示させる手法です。
ただ、D2Cブランドは基本的にプロダクトが消費財や食品などデザイン性も重視されるものが多いので、テキストだけで広告するリスティング広告はあまり使われない手法ではあります。

D2Cブランドの集客方法③:ディスプレイ広告

D2Cブランドにおける集客方法として、ディスプレイ広告が挙げられます。
ディスプレイ広告は、画像や動画を用いてメディアサイトやブログの広告枠に表示される広告の形態です。
D2Cブランドの事業ではデザイン性が重視されるので、リスティングよりは効率の良い広告手法になるでしょう。
ただ、ディスプレイは色んな面で配信されるので、自分たちの意図しないサイトのページで出てしまいブランド棄損をするリスクが発生することがあります。

また、何度も表示されるので、いわゆる「ウザイ広告」になってしまいがちなのもデメリットです。

D2Cブランドの集客方法④:アフィリエイト/インフルエンサー広告

D2Cブランドにおける集客方法の4つ目はとして、アフィリエイト広告、インフルエンサー広告があります。
アフィリエイト広告は、ユーザーが広告経由で商品を購入すると、広告費が発生する仕組みです。
よくあるのは、ブログなどで商品の使用体験が書かれていて、「このリンクから買うと安くなるよー」というものです。
またSNS上でインフルエンサーが商品を使った口コミなどと共に、商品を紹介してくれるパターンのインフルエンサー広告もあります。
アフィリエイトのメリットは成果報酬なので、はじめのリスクが少ない点です。
一方でデメリットは良いアフィリエイターに出会えないと、なかなか売上が立たない&良いアフィリエイターほど単価が高いという点です。
インフルエンサーのメリットはSNS上での検索対策に役立ちます。
デメリットはインフルエンサー側で商品を受ける受けないを判断されるので、商品可否が通らない場合があったり、インフルエンサーが自分の言葉で紹介するので、コントロールが利きにくい点です。

インフルエンサーがブランドを立ち上げるP2Cに関してはこちらで解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

P2Cとは? P2Cブランドを始めるメリット・デメリットを解説!

D2Cブランドの集客方法⑤:SNS広告

D2Cブランドにおける集客方法5つ目はSNS広告があります。
SNS広告は、InstagramやX、YouTubeやFacebookなどのプラットフォームに配信される広告です。
通常のユーザー投稿と同化しやすく、広告に対する抵抗感が少ないユーザーにも訴求力があるのがメリットです。
また、SNS広告は自社SNSのフォロワー増加も促すため、長期的な広告効果を持続させることが可能です。
メリットは配信対象をデモグラや興味関心などでターゲティングができることがあげられます。
デメリットは静止画や動画のクリエイティブを作成するコストがかかることと、購買意欲が弱いユーザーにもあたるので、速効性のある費用対効果が見えにくいという点です。

D2Cブランドの集客方法⑥:ライン、メルマガ

D2Cブランドにおける集客方法として、ラインやメルマガが挙げられます。
ラインやメルマガは、長文で商品やブランドストーリーを詳細に説明でき、ダイレクトに顧客に情報を訴求することができます。
また、自分たちの打ちたい対象者に、打ちたいタイミングでプロモーションを掛けられるのもメリットです。
クローズドの媒体ならではの大幅な値引きなどの施策を仕掛けやすいのもメリットです。
デメリットはとにかくリストを集めるのが大変な点です。
ラインやメルマガは登録してもらい辛かったり、登録してもらってもすぐにブロックや迷惑メール行きにされてしまうので、リストの獲得と、読まれる文章の作成などの工夫がかなり大変なのがデメリットです。

D2Cの広告で失敗しないためのチェックポイントはコチラで解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

D2Cの広告で失敗しないためのチェックポイント5選

D2Cブランドの集客を成功させるポイント

ここからは、D2Cブランドを成功させる3つのポイントをご紹介していきます。

D2Cブランドの集客を成功させるポイント①:自分たちのコアなファンになってくれる顧客を探す

D2Cブランドを成功させるためには、特に初動の立ち上がりが大切です。
ここで早期に黒字化できるかどうかが、D2C事業のキモです。
早期に黒字化するためには、いわゆるロイヤルユーザーを早期に獲得する必要があります。
なので、なるべく早く、自分たちのコアなファンを獲得し、その共通点を見つけるようにしましょう。

D2Cブランドの集客を成功させるポイント②:速効性のある施策と中長期施策を組み合わせる

D2Cブランドを成功させるためには、短期と中長期の両方の目線を持っておくことが大切です。
モール内広告やアフィリエイト広告は速効性があり、CPA(顧客獲得単価)ではすぐに合うようになります。
ただこれらの施策にずっと頼っていると、事業全体の広告費率が一向に下がっていきません。
なので、SNS広告やライン・メルマガなどの広告に移行したり、自社のSNSメディアを育てたりと、長期で効果の出る施策を組み合わせていく必要があります。
この施策の組み合わせをなるべく早い段階から、いつ、どのタイミングで取り組んでいくのかをプランニングするのが大切です。

D2Cブランドの集客を成功させるポイント③:投資は思い切ってする

D2Cブランドを成功させるためには、思い切った投資は欠かせません。
D2C事業者さんは基本ローリスクローリターンのビジネスをしている場合が多いです。
ただ、この戦い方では売上はジワジワとしか伸びないですし、いずれ売上の頭打ちが来て、必ず伸び悩みます。(過去、そんな会社さんをたくさん見てきました)

なので、投資は思い切って大きく行うのがオススメですし、やはり全体に関わる戦略部分に大きく投資することをオススメしたいです。

D2Cブランドの始め方に関してはこちらで解説していますので、こちらも併せてご覧ください

D2Cブランドの始め方4ステップと成功させるコツを徹底解説!

D2Cブランドで集客を行うときの注意点

D2Cブランドでは黒字まで1年~数年かかることはザラです。
そしてこの時間軸での損失に無頓着な方が多いです。
なので私は黒字までのスピードを上げるために、始めから卸展開を考えた事業戦略を考えるのをオススメしています。
半年~1年以内に累計黒字化を目指していきたいという方はぜひ卸を検討することをオススメしたいです。

D2Cブランドの売上を飛躍的に向上させる卸展開についてはこちらで解説しているので、併せてご覧ください。

D2Cブランドの卸展開(店舗展開)のメリット・デメリットや進め方を完全解説!

まとめ

2025年には、デジタルD2Cの市場は3兆円に達する見込みです。
そのため、しっかりとD2Cブランドについて理解し、や適切集客戦略を組み立てることは大切です。
ただ、集客戦略をしっかりと立てられる会社は相当に少ない印象です。
弊社はD2Cブランドで1年で70億を売上げた私の他にもD2Cブランドのプロが集っていますので、D2Cの集客に悩んでいる方は、ぜひ下記よりご相談をお願いいたします。

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著者情報

佐々木 理人

株式会社Venture Ocean CEO

新卒で大手食品系メーカーで法人営業を2年半経験後、消費財美容ベンチャー企業に転職。マーケティングや営業企画業務に従事。新規立ち上げしたブランドは1年で売上70億、ドラッグストアのシリーズ別シェアNo.1になる。2023年より株式会社Venture Oceanを創業。

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